こんにちは!
今回の記事は、「全国知事会 国産木材活用プロジェクトチーム会議(通称:PT)」です!!
※前回会議の模様はこちら!(別記事)
※あれ・・・そもそも何だっけそれ・・・という方はこちら!!(別記事)
令和4年7月6日、オンラインでの開催となりました。会議も今回で6回目!毎回多くの道府県関係者の皆様にご出席いただいております。本当にありがとうございます!!
まず開会にあたり、全国知事会会長の平井鳥取県知事よりご挨拶をいただきました。
平井知事からは「このプロジェクトチームによって、この国を、世界を変えていけるよう、ご期待を申し上げたい。」とのお言葉をいただきました。
続いてPTリーダーの小池知事より「木材を取り巻く国際情勢は目まぐるしく変化しており、円安の今こそまさに国産木材活用推進の好機である。我が国の人工林の多くが本格的な利用期を迎えている、この機会を逃してはならない。そして、計画的な循環による治山・治水は、国家の基本でもある。全47都道府県が一体となって取組を強化してまいりましょう。」と挨拶がありました。
会議では全国知事会議に向けた提⾔案の確認や、各都道府県の取組事例集の共有を⾏い、特⾊ある取組として飯泉徳島県知事(徳島発!「木育・木造先駆的拠点」の展開)、達増岩手県知事(民間における県産木材の利用拡大に向けた取組)、大村愛知県知事(街区全体で統一的に木造・木質化を図るまちづくり)からご発表をいただきました。その他にも特⾊ある取組を事例集としてまとめておりますので、是⾮全国知事会HP(外部リンク)よりご覧ください!
【事例集の発表の様⼦】
(徳島県・飯泉知事)
(岩手県・達増知事)
(愛知県・大村知事)
また、今回の会議では「神宮司庁(通称:伊勢神宮)」において営林部長を務めておられる松永彦次様の講演もありました。
講演は「式年遷宮とともに永遠に続く伊勢神宮の森林管理」をテーマに、式年遷宮用材となるヒノキ林を育成する考え方、神宮森林経営計画と呼ばれる大正12年に策定され百年後の現在も守られている基本方針の概要等幅広いお話をいただきました。その上で神宮の森を守り育てることの意義について松永様は「人と自然が共存する上で大切な森林文化として未来に引き継がれる。」とお話くださいました。大変興味深い内容であり、講演後の質疑応答も活発に行われました。
松永様、そして神宮司庁関係者の皆さま、お忙しい中本当にありがとうございました!
そして本PTにおいて承認された国への提言については、7月28日の全国知事会議にて正式に確定しました。
またそれを踏まえ、先日、プロジェクトチームのリーダーである⼩池知事が、関係省庁への要請活動を行いました。こちらについては、後日別記事にてUP予定です!お楽しみに!!
これからも東京都をはじめ、国産木材活用PTでは国産木材需要拡大に向け、国とも連携を深めながら、様々な取組を行っていきたいと考えております。
こんな取組やってみては?こういうことは出来ないの?等、良いアイディアがありましたら、どしどしご連絡をいただけますと幸いです!!
よろしくお願いいたします!
お問合せ先
東京都政策企画局政策部政策調査課
S0014801@section.metro.tokyo.jp
(本会議資料はこちら(全国知事会HP)をご参照ください)