東京都では、東京と他の地域が、それぞれの持つ力を合わせて、共に栄え、成長し、日本全体の持続的発展へとつなげていく「共存共栄」を目指しています。

そのために、東京都では、東京だけでなく他の地域の発展にも結びつく様々な施策を、各自治体と協力して取り組んでいます。その取組の一環として、全国の自治体へ直接訪問させていただき、都との連携や政策全般にわたる意見交換を積極的に行っています。

2023年の1回目は、116日(月)~17日(火)にかけて岐阜県、三重県を訪問しました!
初日の訪問先は、岐阜県庁です!
東京都から岐阜県には、新幹線と在来線を乗り継ぎ約2時間半で到着しました。

           ▼岐阜県庁▼  

photo_gifu_chosha.jpg

 

県庁の写真を見ていただけますと分かる通り、とても現代的できれいな建物です。
それもそのはず! 岐阜県庁は建て替えが終わったばかりで、今年の14日に新庁舎が開庁されたとの事です! 
外壁は木肌の色合いをした県産タイルを使うなど、温かさを感じる庁舎です。

 

さっそく庁舎内に入り、県庁の清流の国推進部の方と意見交換を実施しました!
県が推進している政策や県内情勢について教えていただくとともに、幅広な分野で意見交換を行うことができました。

岐阜県では全国2位の森林率ということもあり、木育に力を入れているとのことです。その取組の1つとして、子供から大人まで木と親しみ楽しむことができる木遊館が整備されています。
https://mokuyukan.pref.gifu.lg.jp/

東京都も知事が全国知事会の国産木材活用プロジェクトチームのプロジェクトリーダーということもあり、木材の積極的な活用、木育の推進に取り組んでおりますので、連携できる分野を探っていきたいです!

その他に印象深かったのは、岐阜県では中部圏の真ん中に位置している強みを生かし、複数の隣県と知事懇談会を実施し、連携事業を行っていることです。
連携内容としては、力を入れている木育に加え、防災関係、観光、コロナ対策など幅広い分野に渡り、今後、東京都が他道府県との連携を考える際に、参考にさせていただきたいと思います。

 

意見交換後、新庁舎内を見学しました。庁舎内には、岐阜県産の特産品が活用・展示されており、県民を含む来庁者に親しみをもってもらえるような工夫がなされていました。

【庁舎内全般】

エントランスホールや展望ロビーなどあらゆるところに、県産材、美濃和紙、美濃焼タイルなどの特産品がふんだんに活用されていました。説明書きもあるので、是非チェックしていってください!

   ▼岐阜県産材の説明▼          ▼美濃和紙の説明▼        ▼美濃焼タイルの説明▼

photo_gifu_woodexplanationsign.jpg photo_gifu_washiexplanationsign.jpg photo_gifu_tairuexplanationsign.jpg

 

【県庁1階のGALLERY GIFU

県内の地場産品や伝統的工芸品の展示や、自然、文化、匠の技など岐阜の魅力を紹介する映像の放映を行い、地域の魅力が発信されています。

        ▼GALLERY GIFU▼                    ▼展示スペース▼

photo_gifu_gallery_entrance.jpg photo_gifu_gallery_inside.jpg

東京2020オリンピック・パラリンピックの表彰状が展示されていました!
実は、岐阜県の特産品であり、国の伝統的工芸品に指定されている美濃手すき和紙が活用されています。
(皆さん、ご存じでしたか?)

photo_gifu_gallery_washi.jpg

 

【県庁20階の展望ロビー】

展望ロビーは360度ガラス張りになっており、岐阜の山々や街並みを一望できます!
岐阜城や名古屋の高層ビル群も見えます!
展望ロビーには、県産木材を活用した机、椅子、ソファー、キッズスペースが設置されており、岐阜県民の憩いと集いの場となっていました。

       ▼展望ロビー▼  

photo_gifu_lobby.jpg

       ▼キッズスペース▼  

photo_gifu_kidspace.jpg

是非、岐阜県を訪問した際は、訪れてみてください。

 

東京都は、全国各地との共存共栄を目指し、引き続き幅広い分野で連携を進めていきます。

次回の訪問レポートもお楽しみに!