東京都では、東京と他の地域が、それぞれの持つ力を合わせて、共に栄え、成長し、日本全体の持続的発展へとつなげていく「共存共栄」を目指しています。

そのために、東京都では、東京だけでなく他の地域の発展にも結びつく様々な施策を、各自治体と協力して取り組んでいます。その取組の一環として、全国の自治体へ直接訪問させていただき、都との連携や政策全般にわたる意見交換を積極的に行っています。 

今回は、11月22日(火)に広島県へ訪問しました!
広島県へは、新幹線で約4時間で到着です。広島駅到着後、さっそく広島県庁へ向かいました。

phot_hiroshima_report1.jpg

県庁の入り口近くにレモンの木が!さすがレモン生産量日本一の広島県です。
通称「県庁レモン」と呼ばれているそうで、平成25年3月に日本一の生産量を誇る広島レモンのシンボルとして県内の6つのJAから寄贈されたそうです。

phot_hiroshima_report3.jpg

 

意見交換では、総務局経営戦略部長様を筆頭に経営企画チームの方も合わせ4名の方にご対応いただきました。
お忙しいところ、お時間をいただきありがとうございました。

東京都が行っている連携事業についてご紹介し、情報発信の連携等について、広くご意見をいただきました。
今後、ぜひ情報発信を中心に連携を進めていきたいと思います。

ここでは、意見交換の際に出た話題を2つご紹介します。

【スタートアップ支援について】
広島県は「広島からユニコーン企業に匹敵するような企業価値が高く急成長する企業を10年で10 社創出する」ことを目標として「HIROSHIMA UNICORN10」プロジェクトをスタートさせているそうです。

「HIROSHIMA UNICORN10」ホームページ:https://hiroshima-unicorn10.jp/

【子供の予防的支援構築事業について】
広島県で力を入れている取組として、子供の予防的支援構築事業についてご紹介いただきました。
モデル市町において、子供の育ちに関係する様々な情報を統合し、AIを活用した児童虐待のリスク予測などを参考に、職員が対象者を決定し、予防的な支援を継続的に行う取組です。
関係情報を持つ福祉部門と教育委員会との連携に加え、最先端技術を活用する等、先進的な取組で興味深くお話を聞かせていただきました。

広島県ホームページ「子供の予防的支援構築事業について」:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/248/yoboutekishienn.html

 

意見交換の後は、広島県がひろぎんホールディングスさんと連携して設置している事業所内保育施設「イクちゃんち」をご紹介いただきました。

phot_hiroshima_report2.jpg

お散歩の際は県庁の中庭を通ったり、県知事や職員と触れ合う機会もあるとのことで、子ども達は職員の癒しになっているそうです。
また、園児の皆さんは冒頭でご紹介した「県庁レモン」の収穫祭にも参加しているとのことで、
小さい頃から地元の特産品に触れられる環境があるのは、筆者としてはうらやましい限りです。

 

最後に、広島県のホットな話題をご紹介します!

今年5月19日から21日までG7広島サミットが広島県で開催されます!

広島サミットの成功に向け、広島県、広島市や経済・交通・医療などの分野の関係団体で構成する「広島サミット県民会議」を立ち上げ、オール広島で広島サミットの成功を目指していらっしゃいます。
下記リンクからホームページをご確認ください!

phot_hiroshima_summit.jpg

広島サミット県民会議ホームページ:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-summit/

東京都は、全国各地との共存共栄を目指し、引き続き幅広い分野で連携を進めていきます。

次回の訪問レポートもお楽しみに!