東京都では、全国各地との連携を深めるべく様々な連携事業を行っています。
今回は下水道局の「東京下水道が培ったノウハウ、技術による全国の自治体への貢献」についてご紹介します。

下水道局では、長い歴史の中で困難な課題を克服しながら培ってきた高度な技術力、経験、ノウハウ等をもとに、他の自治体への積極的な技術支援や震災時の先導的な被災地復旧支援を行い、全国の下水道事業に貢献しています。
そしてこの度、下水道局の取組である「排水設備業務へのDX導入と他自治体への展開」が、令和5年度(第16回)国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)において、イノベーション部門賞を受賞しました!

〇下水道局ホームページ
国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)の受賞について
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/09/04/01.html

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『排水設備業務へのDX導入』では、年間約3万4千件ある排水設備工事関連手続きの申請を全国の自治体に先駆けてDX化し、これまで窓口での紙申請が必要だった手続きが申請から決済までオンラインで完結できるようになりました。
このDX導入により「はんこレス」「ペーパーレス」「キャッシュレス」を実現しています。
事業者は申請手続きによる移動時間がゼロになり、非常に好意的な意見を多数いただいています。また、職員も書類審査業務をより柔軟に行うことが可能となりました。

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〇下水道局ホームページ
排水設備計画届出及び公共ます設置申請のオンライン受付について
https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/contractor/d2/todoke/haisuisetubitodoke/online/index.html

また、『排水設備業務へのDX導入』のノウハウや取組によって得た知見を、業界紙などを通じて全国へ発信し、他の自治体の課題解決にも貢献しています。
現在、他の自治体でも同様のDX導入が進んでいます。

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下水道局では今回ご紹介した「排水設備業務へのDX導入と他自治体への展開」の他にも様々な技術支援やノウハウ提供を実施しています。共存共栄ポータルサイトでご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください!

「東京下水道が培ってきたノウハウ、技術等による全国自治体への貢献」 
https://www.kyozon-kyoei.metro.tokyo.lg.jp/local-government-project/Restoration-project/post-54/

「下水道技術実習センター ~日本初の下水道専門技術の大規模実習施設~」
https://www.kyozon-kyoei.metro.tokyo.lg.jp/local-government-project/Coexistence-others/post-53/

共存共栄ポータルサイトでは、今後も東京都が全国各地と実施する連携事業をご紹介します。