以前の記事でもお伝えしましたが、東京都の面積の約4割は森林となっており、うち多摩地域には約5万ヘクタールの森林があります(東京ドーム約10,700個分!)。

この広大な森林のうち、昭和30年代を中心に植栽されたスギとヒノキの人工林は今、本格的な利用期を迎えており、是非この資源を色々なところで使っていただきたい!ということで、東京都(農林水産振興財団)では、木材を活用したいと考えている事業者の皆様のために、3種類の補助金をご用意しています!

 

①木の街並み創出事業(詳細はこちら

  • 民間施設(オフィスビルや商業施設等)において、都民の目に触れ、接することができる、建築物の外壁や外構に広く木材の利用を進めることで、多摩産材をはじめとした国産木材の普及と需要拡大を図る

<活用例①>
nonowa東小金井WEST
photo_machinami_nonowa.jpg

<活用例②>
渋谷区立北谷公園
photo_machinami_kitaya.jpg

 

②中・大規模建築物の木造木質化設計支援事業(詳細はこちら

  • 中・大規模の民間建築物の設計において、木造木質化を実現を支援
  • 中・大規模の木造木質化建築物の建築促進と全国各地の木材利用促進、さらに森林整備の好循環につなげる

<活用例(イメージ)>
みやむら動物病院(photo:sadamu saito)
photp_chudaikibo_miyamura.JPG

 

③にぎわい施設で目立つ多摩産材推進事業(詳細はこちら

  • 終日多くの人が集まり、 誰でも利用できる民間事業者が運営する施設(にぎわい施設)での、多摩産材の利用を支援
  • 目立つ形で多摩産材を利用し、多くの目に触れることで、多摩産材のPR ・利用拡大に繋げる

<活用例①>
小田急電鉄参宮橋駅
photo_nigiwai_sangubashi.jpg

<活用例②>
多摩信用金庫本店本部棟
photo_nigiwai_tamabank.JPG

 

①~③各々、対象施設や対象事業が異なります。

内容をご確認の上、具体的なスキーム等、自治体職員の皆様からのお問い合わせもお待ちしております!

さて、今回は①の「木の街並み創出事業」の補助金も活用し、多摩産材を駅舎の改修に使用している東急電鉄様にお話を伺ってきました!

banner_tokyu.JPG

↑インタビューの内容は上のバナーからご覧ください!読んだあなたはきっと多摩産材(をはじめとした国産木材)を使いたくなる(はず)!

今後もこのような機会を増やし、好事例を皆様に共有できたらと考えております。乞うご期待!